MENU

犬や猫からピロリ菌に感染する可能性がある!

これ少しややこしい話ですが、人間と犬と猫の間でピロリ菌感染が交錯する可能性があるんです。実際に犬や猫には、ピロリ菌の仲間であるハイルマニイ菌が存在しています。そのハイルマニイ菌ですが、通常は人に感染することはほとんどありません。

 

でも一定条件の元で人への感染が起こる可能性があるのだとか。それは胃の中にピロリ菌害ない人の場合に犬や猫から人の胃に移りそこで感染してしまうというのです。これでは、ピロリ菌を除菌治療してもまた新たなピロリ菌感染が起こってしまいます。

 

実際にどのくらいのペットがピロリ菌の仲間であるハイルマニイ菌に感染しているのかといえば、アメリカの調査では、85%もの犬からハイルマニイ菌のDNAが確認されたとか。これはかなりの高確率です。

 

実際にどのくらいの人への感染が起こっているのか?と言えばまだ0.37%と僅かな数値です。でもこれは確実に人への感染が起こり、拡大する可能性があるということを示すには十分な指標です。

人間から犬にピロリ菌感染が起こる事例もある。

日本獣医内科学アカデミーで行われた発表では、一度も沖縄に行ったことがない犬2頭が沖縄株のピロリ菌に感染していたことが発表されました。ピロリ菌の沖縄株自体も非常に珍しいものですが、実はこの2頭の買い主さんがピロリ菌感染者でしかも沖縄株の保菌者。

 

そういった状況を考えると人間から犬にピロリ菌感染が起こっているという状況が推測されます。そして先程の話ではありませんが犬から人間にもピロリ菌感染が起こることを考えると、水質の改善された日本でも同様の事象が起こりえるんです。

 

つまり人間→犬→人間→犬…というようなピロリ菌感染の連鎖が起こったり、犬しか保菌していないハイルマニイ菌が人間に流行することも十分に考えられます。もしあなたがピロリ菌感染者であるなら、自分のためにもペットの為にもピロリ菌の除菌治療を行うべきですし、除菌治療後はペットとの接し方を少し考えるべきでしょう。

 

この様にあなたが知らないところでどんどんピロリ菌の感染リスクが拡大していますので、十分に注意を行ってください。

関連ページ

胃がんの早期発見には初期症状を見逃さないことが大切です。
胃がんは早期発見すれば、十分に治療できる病気です。しかし初期症状を見逃し、進行してしまうことでどんどん悪化するだけではなく、手遅れになってしまうこともあるのです。実際にどんな症状があるのかを知っておきましょう。
胃がんの原因 ピロリ菌感染者は無症状でも除菌すべき!
胃がんの原因 ピロリ菌感染者は無症状でも除菌すべきなんです。その理由やピロリ菌と胃がんの関係を示す最近の日本の動向を紹介します。